子どもが兄弟喧嘩をして学ぶこと。親はどう対応する?
こんにちは。ゆうママです。
兄弟には仲良くしてほしいけど、毎日喧嘩になってしまって悩んでいるママやパパは多いのではないでしょうか?
そんな時平等に対応することが出来ていますか?
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」と上の子ばかり叱ってはいませんか?
下の子ばかり庇ってはいませんか?
今回は、兄弟喧嘩が子どもにとって大切な理由や、対応の仕方などまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
なぜ喧嘩になるのか
子どもは基本的に自分の事を一番に考えています。喧嘩ではお互いが相手より自分を優先してしまっている状態です。
まだ小さい子どもは、自分の自己主張をすることに一生懸命で、相手の気持ちを考える事は難しいです。お互いに自己主張をし合っているだけなので、子どもにとっては自然な事です。子どもの心がきちんと成長している証拠です。
子どもが喧嘩から学ぶこと
親は子どもたちの毎日の喧嘩にイライラしてしまうこともあると思いますが、喧嘩をして学ぶことも多くあります。そうしていろんなことを学んで子どもの心は成長していきます。
自分や相手の気持ち
喧嘩をして、嫌な気持ち、悲しい気持ち、悔しい気持ちなどたくさんの感情を知っていきます。相手も嫌な気持ちになった事、また相手はどうしたかったのか、喧嘩をすることで相手の感情も理解できるようになっていきます。
自分や相手の気持ちが分かるようになってくると、自分が嫌なことは相手も嫌なんだと気付けるようになります。
反省するようになる
喧嘩をして落ち着いた後、悲しい思いをさせてしまったな。こんな言葉遣いはダメだったな。と反省することを学びます。
様々なことを子どもなりに考えて、これからは気を付けようと思うようになります。
仲直りの大切さ
喧嘩の後はお互いにもやもやした気持ちが心に残りますが、自分の悪かった所を認め、相手の思いも受け入れて仲直りをすることで、また楽しく遊べるんだと分かるようになります。
仲直りの大切さや、どう謝ったらよいかなど相手に自分の思いを伝えるいい機会ですね。
親の対応は?
こんな対応はNG!
☆親が子どもの喧嘩に首を突っ込みすぎる
☆話を聞かず、喧嘩を無理矢理やめさせようとする
☆下の子を庇い、上の子ばかりを叱る
☆その子の人格を否定する
親はつい「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」と上の子ばかり叱ってしまいがちですが、理不尽に怒られた子どもは、「ママは自分のことが嫌いなんだ。下の子の方が大切なんだ。」と思うようになり、ますます下の子や、友達に攻撃的になってしまいます。
「ダメな子ね。」と人格を否定するのもよくありません。子どもは叱られないように、嘘をつくようになったり、親の前でだけいい態度を取るようになったりします。
ある程度は喧嘩を見守る
子どもにとっては、喧嘩も大切な勉強になります。喧嘩をすることで学ぶことがたくさんあります。
あまりにもひどくなる場合は止めなめればなりませんが、親は、子どもの喧嘩をある程度は見守ってあげましょう。
その方が自分で考える力が身に付きます。
お互いを離れさせる
喧嘩を止めるときは、お互いの距離を取り、落ち着かせてあげましょう。
この時、親が頭ごなしに叱ってはいけません。ついイライラして怒鳴ってしまっては、逆効果です。親も落ち着いて対応することが大切です。
お互いの話を平等に聞く
お互いに同じように話を聞いてあげてください。言いたいことはたくさんあると思います。それをママやパパに聞いてもらうだけで、自然と落ち着いてきます。
大切なのは、「嫌だったね。悲しかったね。」と話に共感してあげることです。
喧嘩から気を逸らす
子どもがまだ小さいと、一日に何度も喧嘩をしてしまうこともよくあります。そんな喧嘩に毎回毎回首を突っ込むわけにはいきませんよね。
そんな時は、喧嘩から少し気を逸らしてあげることで、喧嘩が丸く収まる場合があります。
まとめ
お友達との喧嘩だと、相手の子を心配して自分の子を強く叱ったり、自分の子を心配したりして、なかなか平等に見ることが難しいかもしれません。
ですが、兄弟喧嘩は自分の子どもなのでお互いを平等に見れるのではないでしょうか?
あまり喧嘩に親が入って行かないよう、子どもにとって喧嘩は大事なんだという事を頭に入れて見守ってあげてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。