子どもの前でする夫婦喧嘩がダメな理由 子どもに与える悪影響とは?
こんにちは。ゆうママです。
ふとしたことや、日々のストレスが積もって爆発して起こる夫婦喧嘩ですが、子どもの前でしてしまっているという方も多いと思います。
今回は、夫婦喧嘩を子どもの前ですることで、子どもに与える悪影響をまとめました。
夫婦喧嘩が与える子どもへの悪影響
ママとパパの喧嘩を見ることは、子どもにとっていいものではありません。恐怖や不快感を与え、強いストレスを感じてしまいます。
では、実際にはどんな悪影響があるのでしょうか?
両親と同じように友達と喧嘩してしまう
両親の喧嘩をそばで見てきた子どもは、攻撃的な言動を取るようになります。
「ママやパパがしていたから、僕も(私も)してもいいんだ。」と思うようになり、同じような発言をして友達を傷つけたりしてしまいます。
また、友達と喧嘩をするようなことがあっても、子どもに「ママとパパもしてたじゃん!」と言われては、何も反論の余地はありませんよね。親が喧嘩を見せていては、そう言われても仕方ありません。
子どもの自己肯定感が下がる
子どもの前で喧嘩をすることで、子どもの自己肯定感は下がってしまいます。
自分が原因で喧嘩をしている。自分がもっといい子だったら。必要ない存在なんじゃないか?と自分の価値観が感じられなくなってしまいます。
そうしてまた家の中で溜まったストレスを発散しようと、外で攻撃的な態度を取ったりするようになってしまいます。
子どものしたことには、すべて原因があるのです。しかし、親はそれを聞こうともせず、否定したり叱ったりしてしまうのです。
そうすることで、どんどん自己肯定感は無くなっていきます。
恐怖心から両親に頼らなくなる
私は小さい頃から、父と祖父の口喧嘩や殴り合いをそばで見てきました。その影響から、父には恐怖心しか抱いておらず、私から「お父さん」と話しかけたことは今まで一度もありません。
自分を思うように出せなくなり、周りの機嫌を伺ってばかりで精神的なダメージを受けて、自分の殻にこもってしまいます。
このように子どもが一度でも恐怖を覚えてしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。
物事に対する意欲がなくなる
家に帰ると喧嘩を見なければいけない。なんでこんな家庭に生まれたんだろう。と何をするのも嫌になって、積極性や意欲が無くなってしまいます。
家にこもりがちになったり、悪い仲間と非行に走ったりする原因にもなります。
それほど、子どもに喧嘩を見せるのはよくない事なのです。
子どもの前で喧嘩をしてしまったら
子どもの前で仲直りする
子どもは、ママとパパはいつも仲良しでいて欲しいと思っています。
もし子どもの前で喧嘩をしてしまった場合は、必ず仲直りしてください。
子どもの心のケアをする
これも忘れないでください。「ごめんね。嫌だったよね。」「ママとパパはあなたのことが大切だよ。」と言葉に出して伝えてあげてください。
この時に絶対に相手の悪口を子どもに言ってはいけません。
まとめ
両親の喧嘩は、子どもに悪影響しか与えません。もし、子どもの前で喧嘩をしているならすぐにやめてください。
喧嘩を見せ続けるくらいなら、離れてしまった方が子どものためです。私も母に離婚を勧めました。
毎日嫌な思いをしなければならない子どもの気持ちを考えて欲しいです。
仲良しでいて欲しい両親に離婚を勧める、子どもの気持ちを理解して欲しいです。
子どもが心に傷を抱えてからではもう遅いです。幼い頃の傷をずっと持ったまま大人になっても苦しみます。
私のようにはなってほしくありません。
子どもたちが少しでも居心地よくいられる家庭環境を作ってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。